秋季オープン戦、上智大学戦

  • 2017-11-14
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秋季オープン戦、上智大学戦

11月12日
新チーム始動から約一ヶ月。
東都大学リーグ3部に所属する上智大学さんの胸を借り、新チーム初めてのオープン戦が行われました。
試合レポートに先立ちまして、新幹部が決定いたしましたのでそちらのご報告から。

主将:小宮  陸(茅ヶ崎西浜 3年)
副将:宮田 涼平(横浜創学館 3年)
副将:有本  豊(千葉学芸  2年)

主務に関しては現在のところまだ決まっておりません。
前任の横田主務の仕事っぷりが完璧でしたので、その後を受け継ぐとなると並大抵の決意が無くては引き受けられないでしょう。
さらに、選手としての未練も決意を鈍らせている部分があるのかもしれません。
いいチームを作っていくには欠かせることの出来ない重要な役職ですので、その任に就く決意が固まる選手が出てくるのを待つしかありません。
また、
新幹部の決意表明を近日中にインタビューし、記事にさせていただこうと思っております。

それではオープン戦のレポートに移りましょう。


新チーム初戦を勝利で飾りたいところでしたが、惜敗に終わってしまいました。
「惜敗」という言葉を使いましたが、それはイニングスコア上でのこと・・・。
初回から塁上を賑わせながらあと一本を出すことに苦労した打線を鑑みると、勝たなくてはいけない内容であり、悔いの残る敗戦といえるでしょう。
特にコントロールに苦しむ投手に対し、難しいボールに手を出してしまった場面が散見されました。
チャンスに意気込んで、打ってアピールしたいという選手心理は当然推し量れます。ですが、打つだけがアピールではありません。
場面に応じた(この試合であればじっくり見極めるなど)バッティングに努めることで、信頼を得られることも頭に置いておくことも必要でしょう。
とはいえ、それはやる気がから回りしてしまった結果論であって、
新チーム最初の試合に臨む意気込みは充分に伝わってくるものがありました。
特に、初の「10番」に袖を通した小宮主将の顔には、このチームを「より良き方向へ」纏めていくんだという強い意志が表れていました。
そんな小宮主将のバットから新チーム初打点が生まれたのは、嬉しい限りです。
山下選手のバットコントロールは巧みさを増すばかりで、この試合も複数安打。
秋のリーグ戦で首位打者を宇治田選手に逆転で(トップで迎えた最終戦で無安打)奪われた悔しさが、また更に彼を向上させたようです。

来季へ期する思いが人一倍強い堀江投手は7回を1失点。
失点してしまった3回に2本のヒットを打たれてしまいましたが、それ以外は3人づつで片づける見事なピッチング。
圧巻だったのは四回一死からの五者連続三振。
変化球が冴えに冴え、相手打者が全く対応出来ませんでした。
8回からは山口投手が久しぶりのマウンドへ。
怪我で登板機会から遠ざかっていましたが、貴重な左腕がようやく帰ってきてくれました。
この日の内容は決していいものではありませんでしたが、実戦の感覚を取り戻していく段階ですし、練習熱心な選手ですから来春までにはいい時の状態に戻してくれることでしょう。

第二試合は一転、投打がかみ合って快勝となりました。
熾烈な競争の中にある選手たち。1試合目の内容を見て俄然、燃えに燃えたのでしょうか。
初回から打線が活発で、生き生きとダイヤモンドを疾走するのです。
機動力を駆使できる布陣だったこともあって、効率よく得点を重ねることができました。
これまででしたら送りバント後にセカンドからワンヒットでホームに返って来られない場面が多く見受けられましたが、「足」というアドバンテージがある選手が増えたことでしっかりホームを陥れることが出来るようになりました。
その最たるが、田椽選手の走塁力。
初回に四球で出塁すると、宮田選手の送りバントで二進。
宇治田選手のセンター前ヒットで、悠々とホームを陥れて見せます。
この速攻が決まって、チームに勢いがついたと言えるでしょう。
そしてタイムリーを打った宇治田選手ですが、秋季リーグ首位打者の自信からか次元が一つ二つ先を行くバッティングを見せてくれました。
2本のタイムリーを含む猛打賞。
激しい外野手争いにあって、現状頭一つ抜け出していると言っても差支えないでしょう。

「走塁力」で見ていくとこんなシーンもありました。
無死一、二塁からの送りバントでのシーンです。
キャッチャー前への転がりの浅いバントになってしまったのですが、二塁ランナー宮田選手の「走塁力」が送りバント成功に導くのです。
いいバントをしなければいけない・・・という気持ちより「転がせばいい」という気持ちの方が、打者にプレッシャーがかからないのは言うまでもありません。それを可能にする走塁力が新チームには根付きつつあります。
五回までに11安打で毎回得点。
足を絡めヒットが繋がり、言うことのない攻撃が出来ました。
ですが六回以降、「0」を並べることになったのは無死一、二塁のチャンスで走者を進めることなく攻撃を終えてしまったためだと言えるでしょう。
何が起きるかがわからないのが、野球です。
流れを変えるきっかけになるような部分は無くしていかないと、大事な試合で苦杯を舐めてしまうことになりかねません。
強力な投手力が形成されつつありますが、取れるときにしっかりと得点は奪っておきたいものです。

「強力な投手力」と先述しましたが、そう力強く宣言出来るのも沼田投手がようやく殻を破ってくれたからに他なりません。
リーグ戦の完封以来、マウンド上での佇まいを一回りも二回りも大きく見せ、風格さえ感じさせてくれるようになりました。
ボールの質は現状、チームナンバーワンと言えるでしょう。
この日も文句なしの快投(本当は少し高めのボールが目立ったけれど・・・)。
危なげない投球で7回をシャットアウトしてくれました。
その後を受けた佐宗投手。
紅白戦では思うようなピッチングが出来ませんでしたが、その経験を試合で生かした点は評価に値するでしょう。
沼田投手が作った試合を壊すことなく、しっかり自分の仕事をして完封リレーを完成させてくれました。

試合後のチームのムードも「強くなりたい!」「勝ちたい!」という雰囲気に包まれていました。
思ったこと、反省点を選手同士で交し合う時間がしっかり設けてられており、「終わったから・・・帰ろう!」などといったような
すぐに気持ちを切らしてしまうような部分は見られませんでした。
新チームが動き出した今のこの気持ちを忘れることなく、継続していくこと。
人間は忘れやすい生き物です。
一ヶ月後も・・・来春も・・・。
ピンと張りのある今のいい雰囲気を忘れなければ、間違いなく「いいチーム」になることでしょう。

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